令和5年10月18日（水）に、第55回「順天堂大学体格体力累加測定」がさくらキャンパス第１体育館にて開催されました。今年はCOVID-19が5類感染症へ移行し、大学も対面授業を再開したため、コロナ禍以前と同じように、全学年を対象とした実施となりました。ただし、これまで実施していた体格・体力測定のすべてを実施することはせず、5項目（身長、体重、握力、垂直とび、反復横とび）のみとなりました。参加者は過去最大の約1700名でした。

1969年に旧・体育学部の行事として始まった累加測定は、2016年からはスポーツ健康医科学研究所の研究プロジェクト「順天堂大学体格体力累加測定研究（J-Fit⁺ Study）」に位置づけられ、卒業生を追跡調査し、大学時代の体格・体力やスポーツ経験がその後の健康等に及ぼす影響を検討しています。J-Fit⁺ Studyの論文タイトルがついた研究成果は国際的学術誌に数多く公表されています。https://www.juntendo.ac.jp/jfit/ja/

半世紀を超えた累加測定は、次の半世紀に向けて進化を続けています。今後も在学生の体格・体力測定を累加継続するとともに、卒業生を追跡していきますので、引き続き御協力をお願い申し上げます。また、これらのデータは匿名化したうえで様々な研究に利活用されることを目指しています。多くの研究者の参画をお待ちしております。