研究内容

当センターは、学術研究の推進施設として、新規治療法や診断薬、機器の開発等に必要とされる有病者および健常者の検体とこれに紐づく臨床情報を収集・保存し、各種研究に提供します。さらに、研究者の要望に応じた「オンデマンド型」バイオバンク事業を実施し、研究者と診療科との橋渡し役を担うことによって研究支援を行います。また、センター内に(1)バイオリソース先端研究室、(2)生体情報システム化研究室、(3)遺伝子解析モデル研究室を設置し、研究を進めます。

  • バイオリソース先端研究室

    検体のバンキング体制を整備し、科学技術・イノベーションの創出に資する研究基盤として戦略的・体系的にバイオリソースを利活用する。
  • 生体情報システム化研究室

    バンキング検体と臨床情報を結合したデータベースを構築するとともに画像を含むドライ医療情報を体系的に収集し、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation、DX)の推進を図る。
  • 遺伝子解析モデル研究室

    臨床検体を用いて次世代シークエンサー等による疾患関連遺伝子の機能解析や遺伝病発症メカニズムの解析を実施し、バイオマーカー開発やゲノム研究を行う。