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2026.03.05
順天堂大学 和田昭彦先生の研究成果が公開されました
当部署が研究活動を支援した、順天堂大学 和田昭彦先生らの研究グループの研究成果が、
Scientific Reports 誌に2026年1月21日付で公開されました。
https://www.nature.com/articles/s41598-026-36904-5#citeas
和田昭彦先生からコメントをいただいております。
「本研究では、病院が抱える「高性能AIを使いたいが患者の個人情報を外部に送れない」というジレンマの解決に取り組みました。通常、性能の高いAIはクラウド(外部サーバー)で動作するため、患者情報を外部に送信する必要があります。一方、病院内で動く小型AIは情報漏洩の心配がない反面、性能が劣るという問題がありました。
私たちは、14種類の病院内AI(小型モデル)と3種類のクラウドAIを比較し、段階的な改良を重ねることで、小型AIの性能を大幅に向上させました。その結果、最も優れた病院内AIは、トップクラスのクラウドAIの97.8%の精度に到達し、患者の個人情報を完全に保護しながらも高精度な処理が可能になりました。
この成果により、医療機関は患者のプライバシーを守りながら、最先端のAI技術を安心して活用できるようになります。今後もこの研究を継続し、より実用的なシステムの開発を目指します。本研究遂行へのaifからのご支援に深く感謝いたします。」