JCRWS 女性スポーツ研究センター JCRWS 女性スポーツ研究センター

Sport Participation

中高年女性のスポーツ参加調査

女性スポーツ研究センターでは、2018年~2020年にかけて、40代~70代の女性を対象に、運動習慣に関する大規模調査を実施。約3,800名から得られたデータを分析してまとめた「調査結果」と、パーソナリティ分類として「7つのパーソナリティ」があることを明らかにしました。
女性における40代~70代は、体調や家族の状況などライフスタイルが大きく変化する時期です。身体のリズムを整えたり、気持ちをリフレッシュできる運動の始め方・続け方のヒントになる研究情報を確認し、ご活用ください。

調査結果

積極的に運動を実施している女性から、日ごろ運動をする機会が少ない女性まで、さまざまなタイプの女性を対象に調査し、中高年女性の運動習慣、運動実施に対する意識などの状況を明らかにしました。

01. どのくらいの頻度で運動をしている?

4人のうち3人が、週に1日以上運動

約74%が週に1日以上運動を実施しているが、4〜5か月に1日以下と、運動をほとんど実施していない人が17.1%もいるという結果に。

02. いつもどんな運動をしている?

普段行っている運動は「ウォーキング」がトップ

テレビ・雑誌に取り上げられることも多い「体操(ラジオ体操・ストレッチなど)」が、その手軽さから、2位にランクイン。

03. 運動をする理由は?

健康第一!
体力の衰えを実感したことも理由に

「健康のため」という回答が最多。デスクワークや家にいる時間が増え、運動不足を感じている人も多いようだ。逆に、やりたいことのために体力をつけたいという前向きな回答も。

04. 運動(スポーツ)好き・嫌い

運動(スポーツ)は気軽に楽しみたい

75%以上が、特別な準備・設備なしでもできる軽い運動を好んでいるという結果に。また、体を動かすレジャーやレクリエーション、スポーツ観戦が好き、が上位に。

05. どんな時に運動してもよいと思える?

余裕があるときにひとりでしたい

やるべきことがない時ほど「運動したい・してもよい」という数値が高く、状況としては、友人と一緒の時よりも、ひとりでいる時の方が運動への意欲が高いという結果に。

06. 生活の中で大事にしているのは?

何はともあれ健康維持!

「健康維持」がなにより大事。設問ではほかに「お金」や「成功」などの選択肢もあったなか、2位が「楽しい事」、3位が「リラックス」となり、40~70代の女性は心とからだの健康を大切にしいることが明らかに。

7つのパーソナリティ

中高年女性の運動習慣や思考タイプによって、7つのパーソナリティに分類できることを明らかにし、パーソナリティごとの特徴についてまとめることに成功しました。

関与スコアとは?

運動継続のヒント!

  • 自分なりの目標に向かって取り組もう
  • 決められたことをするよりも、より楽しめる方法でアレンジしてみる

運動継続のヒント!

  • 決まった時間や状況で運動してみよう
  • 短い時間でサクッとできる運動にチャレンジ!

運動継続のヒント!

  • なりたい姿や目標を明確に決めよう
  • 達成感のあるハードな運動にも挑戦

運動継続のヒント!

  • 無理なく続けられるやさしい運動を
  • 定期的に運動内容を変えてみる

運動継続のヒント!

  • 肩こり・腰痛改善に効果のある体操を探してみよう
  • その場ですぐできる運動にトライ

運動継続のヒント!

  • 気になる体験会に参加してみよう
  • キッチンや洗面所でできる運動を探してみよう

運動継続のヒント!

  • 知識を持った人と一緒にはじめてみる
  • 自宅かアクセスのよい場所で行う

このページで使われている用語について

関与スコアとは?

スポーツ・身体活動に対する態度についてを0~100の数値で示したもの。スコアの数値が高いほど、運動・スポーツとの関係性が強く 、好意的であることを示している 。

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