11月2日～3日に札幌市にて開催された「第29回日本臨床スポーツ医学会学術集会」において、「平成29年度学会賞」の発表が行われ、スポーツ庁委託事業（平成26、27年度）として、西別府病院と女性スポーツ研究センターが共同で研究した「女子アスリートの身長増加量は成長ピーク直前の年間体重増加量と相関する－日本人女性アスリートの高身長化に向けての考察－」が選ばれました。

受賞論文の筆頭著者である松田貴雄先生（独立行政法人国立病院機構西別府病院スポーツ医学センター長）の代理で、共著者である鯉川なつえ副センター長（順天堂大学スポーツ健康科学部　先任准教授）が授与式に出席し、「スポーツ庁の女性アスリートの戦略的強化に向けた調査研究の成果が認められたことは光栄であり、自信になりました。データ収集に協力してくれた140名の女性アスリート達に心から感謝します」と述べました。

栄誉ある賞の受賞を真摯に受け止め、女性スポーツ研究センターは、今後もスポーツの現場に役立つ研究情報を届けてまいります。