11月1日(日)、順天堂大学スポーツ健康科学部 オープンキャンパス2015において、「成長スパートを見逃すな~女子アスリートのヘルスサポート~」と題した公開講座を行いました。
最初に、小笠原悦子 大学院スポーツ健康科学研究科 教授(女性スポーツ研究センター長)が、女性スポーツに関する研究活動、女性スポーツ研究センターを設立するに至った経緯などを紹介しました。
次に、鯉川なつえ スポーツ健康科学部 先任准教授(女性スポーツ研究センター副センター長)が女子ジュニアアスリートの発育発達、月経に関する基礎知識を提供しました。身長が伸びるメカニズムや身長を最大限に伸ばすために必要な「睡眠、栄養、運動」について、研究結果を元にわかりやすく説明しました。さらに、第2次成長期において成長率が著しく高くなる時期を「成長スパート」とよび、そのシグナルを見逃さないで欲しいと呼びかけました。この時期にはさらに「睡眠、運動、栄養」が重要になり、特に栄養をしっかり取らなければ、遺伝的にはここまで伸びると予想されている身長に到達しない可能性があると警笛を鳴らしました。また、成長スパートの時期、その後の女子アスリートの身体の変化についてもわかりやすく講義しました。
最初に、小笠原悦子 大学院スポーツ健康科学研究科 教授(女性スポーツ研究センター長)が、女性スポーツに関する研究活動、女性スポーツ研究センターを設立するに至った経緯などを紹介しました。
次に、鯉川なつえ スポーツ健康科学部 先任准教授(女性スポーツ研究センター副センター長)が女子ジュニアアスリートの発育発達、月経に関する基礎知識を提供しました。身長が伸びるメカニズムや身長を最大限に伸ばすために必要な「睡眠、栄養、運動」について、研究結果を元にわかりやすく説明しました。さらに、第2次成長期において成長率が著しく高くなる時期を「成長スパート」とよび、そのシグナルを見逃さないで欲しいと呼びかけました。この時期にはさらに「睡眠、運動、栄養」が重要になり、特に栄養をしっかり取らなければ、遺伝的にはここまで伸びると予想されている身長に到達しない可能性があると警笛を鳴らしました。また、成長スパートの時期、その後の女子アスリートの身体の変化についてもわかりやすく講義しました。
そして、この公開講座の目玉ともいうべき、成長スパート時期を特定できる身長予測ソフト「スラリちゃん、Height!」を、関口晃子 女性スポーツ研究センター コーディネーターが紹介し、そのソフトの実際の使用方法についても丁寧に説明を行ないました。このソフトは、身長、体重を定期的に記録することで、目標身長までの発育発達状況を把握することが出来ます。特に、成長スパートの開始を示すメッセージや、急激な体重減少への警告が表示されるため、両親やコーチ、ドクターと情報を共有し、連携を図りながら、成長に応じた個別の対応を取ることが可能となります。
高校生や保護者、市民ランナー、養護教諭、順天堂大学スポーツ健康科学部の学生など、約50名にご参加いただきました。「もっと早く知りたかった!」「自分は成長スパートの時期は過ぎてしまったが、指導者になったとき、親になったときに活用できる」「娘が10歳ですが、ちょうど今の時期なので、スラリちゃんのソフトを使用したい」など、たくさんのご意見をいただき、盛会のうちに終了しました。