ブライトン宣言とは
1994年5月、イギリスのブライトンで「(第1回)世界女性スポーツ会議」が行われました。この会議は、各国のスポーツ政策の関係者280人が集まった女性とスポーツに関する初の国際会議でした。この会議の中で、スポーツのあらゆる分野での女性の参加を求めた「ブライトン宣言」が採択されました。宣言では、行動計画を指導する10の原則・原理が提言されています。
日本では、2001年に「アジア女性スポーツ会議」が開催された際に、日本オリンピック委員会が署名し、2006年には熊本県と熊本市が地方自治体として初めて署名をしました。
宣言の焦点と目的
- 社会とスポーツにおける公正と平等
- 施設設備
- 学校とジュニア・スポーツ
- 参加促進
- スポーツの高度なパフォーマンス
- スポーツにおけるリーダーシップ
- 教育、トレーニングと能力開発
- スポーツ情報と研究
- 資源
- 国内及び国際協力
ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言
2014年6 月12日~14日、フィンランドのヘルシンキで開催された「第6回世界女性スポーツ会議」において、第1回会議の決議文である「ブライトン宣言」を加筆、アップデートし、2020年までに意思決定権があるポジションの40%を女性にするべきだという提言を含む「ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言」を採択しました。
BE THE CHANGE (582KB) ブライトン・プラス・ヘルシンキ2014宣言 (411KB)