成果報告
概要
少子高齢化先進国としての我が国に対し、全国民が健康かつ終身現役で能力を発揮するため、「運動」を媒介に「スポーツ・運動」と「医療」の両側面から健康を維持・増進を目指します。全ての人々をアクティブな状態へ誘導し、「日本の誇るべき絆社会」を実現します。
本サテライト拠点(COI-S)では、このビジョンに向けた取組みとして、“生涯自分で動き続けることができる”すなわち「寝たきりゼロ」を目指して「ロコモティブシンドローム(ロコモ)の予防」を重要視し、「ロコモ発症」と「ロコモ進展」を予防する研究開発をCOI-S推進体制構築とともに実施しました。
第3フェーズ(令和元年~)成果
ロコモ発症予防事業
ロコモ検知アプリ
- 名称
-
ロコモニタープラス®
- 内容
- 携帯端末アプリ
利用者が自身のデータを送信し、運動状況やロコモ度を把握可能
2018年5月ロコモニタープラスをリリース
- 状況
- ダウンロード数約7000
ユーザー平均40歳
手軽なロコモ予防・改善を狙う
ロコモ予防運動プログラム
- 名称
- ロコモ予防運動
- 内容
- ロコモ予防効果のある運動プログラム
いつでも、どこでも、誰とでもできる、
自体重を用いた筋力トレーニング
下半身と体幹を中心に、ユーザー体力に応じて種目、回数、休息時間を適用
- 状況
-
東急不動産シニア住宅・スポーツ施設
千葉県複数自治体(成田市、富里市、佐倉市、印西市)
オンライン運動教室や専用HPを開設して全国展開中
ロコモ進展予防事業
アンチロコモサプリメント
- 名称
- Pro-Hyp (仮称)
- 内容
- 新しいコラーゲンペプチド(Pro-Hyp)を配合した液体または粉末状サプリメント
- 状況
- プロトタイプの効果検証と実用品製造中
体調管理通信システム
- 名称
- eケア
- 内容
- 携帯端末アプリ
(健診後健康セルフケアサポート)
利用者が自身のデータを送信し、女性医師やジムトレーナーがアドバイスを返信
- 状況
- 職域:高砂熱学工業(2019.6~2020.9)
大丸松坂屋百貨店
地域:千葉県季美の森で社会実験中